リーガルサポートとは

公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートは、1999年12月、司法書士が成年後見業務に取り組むために設立した団体です。
全国の都道府県ごとに支部を置き、約8,500人の会員司法書士が活動しています。

専門職後見人の推薦・指導監督

リーガルサポートは、国内最大の専門職後見人により設立・運営されている団体です。

所定の研修を修了した会員を候補者名簿に登載し、この名簿から成年後見人候補者の推薦を行っています。名簿は2年ごとの更新で、更新には所定の研修の履修を課しています。

後見業務を行う会員に対しては定期的な業務報告を義務づけており、報告の精査等を通じて会員を指導監督しています。
(業務報告については、本人が特定されないよう配慮しています。)

また、名簿に登載された会員が万一本人の財産を侵害した場合に備えて、「身元信用保険代替金」の制度を設けています。

成年後見制度の普及・利用促進

このほか、リーガルサポートでは、下記の公益活動を実施しています。

成年後見制度や申立手続等の相談
講演会や説明会、シンポジウムの開催
行政・福祉・医療関係の方々と協力し、「高齢者・障害者等の権利擁護」ための支援活動
書籍の発刊等、成年後見制度普及活動
成年後見制度の改善研究・提言活動
「市民後見人」養成支援活動等の「成年後見の社会化」推進活動

当法人はその目的に、高齢者、障害者等が自らの意思に基づき安心して日常生活を送ることができるように支援し、もって高齢者、障害者等の権利の擁護及び福祉の増進に寄与することを掲げています。

誰もが成年後見制度を安心して利用できるように、これからも一層努力していく所存です。